ミックスダウンとマスタリングのWEBマガジン

エレキギターのトラック処理

前回の第15回のWEBマガ公開から、かなり時間が経ちましたが、やっと少し時間が取れたので更新を再開します。今回の第16回は「エレキギターのミキシング作業」です。

今回は主にエレキギターの「トラック制作」「エフェクト処理」「音量調整」を『WEBマガ・ソング』を題材にして紹介したいと思います。

特にバンドサウンドの場合はボーカルの次にエレキギターは主役なので、ギタリストに権限のあるバンドだと、どうしてもエレキギターが前に出てこようとしますが、ギタリストが聴かせたいギターの音域はボーカルの重要な音域とぶつかっているので、その辺りを注意してミキシングして行かなくてはなりません。

エレキギターのトラック制作

『AmpliTube』

バッキング・ギターは主に「1本のギターをディレイで広げる方法」「同じフレーズを2本のギターでレコーディングして左右に広げる方法」「2本のギターが違うフレーズを演奏するツインギター」などがありますが、今回の「WEBマガソング」のバッキング・ギターはツインギターで、2本のギターを完全に左右に振り分けています。また、ミックス前のギターのサウンド・メイクは「作業前の準備とトラック処理」でも書きましたが、IK Multimediaの…


エレキギターのエフェクト処理

ディレイ

楽曲のなかで、エレキギターの音は中域を占有するので、稲妻が走るような素晴らしいギター・トラックを制作することができたとしても、楽曲のトータルのバランスを考えてエフェクト処理をして行く必要があります。この段階で、使用するエフェクターはWAVESの「コンプ」「EQ」「ディレイ」で、リバーブは使用しません。ギターのエフェクト処理の際に心掛けておくことは、EQで加工しすぎて人工的なサウンドにしないこと …


エレキギターの音量レベル調整

エレキギターのトラックにギボリュームデータを書いて音量レベルを調整をする作業で、個人的に主に心掛けていることは「メリハリを付けること」と「マスタリング時に音圧を稼ぐためにピークを抑えること」です。今回の曲では左チャンネル1本、右チャンネル1本のトータル2本のギターなので、それほど難しくはありませんが、サビの頭に「ジャラーン」とロングトーンでギターを…


アンプシミュレータ & エレキギター音源

ギター・サウンドのクオリティーを上げる

DAWギター・サウンド

現時点で自分の思ったようなギター・サウンドを得ることのできない方が居ると思いますが、貧相な音のギター・トラックでは、いくら、がんばってミキシング作業に時間を費やしても、望んでいるような効果はあまりありません。そのため、ギタリストの方はアンプシミュレータ、打ち込みでギター・サウンドを再現している方は、アンプシミュレータとエレキギター専用のソフトシンセを…


オススメのエレキギターのプラグイン・ソフト

LINE6『POD Farm』

個人的にオススメのアンプシミュレータは数多くのSTOMP(コンパクト・エフェクター)も搭載しているIK MULTIMEDIAの『AmpliTube シリーズ』と右画像のLINE6の『POD Farm シリーズ』です。

AmpliTubeは今回の『WEBマガ・ソング』のギター・トラックでも使用していますが、個人的な音楽制作でも手放すことのできないプラグインの一つで、生演奏のギターだけでなく、打ち込みのギターにも効果を発揮します。

また、エレクトリック・ギター音源でのオススメはストラトキャスターを再現したMusicLabの『Real Strat』です。リズムパターン・コレクションもパッケージされているので、エレキ・ギターのトラック制作の即戦力になります。