ミックスダウンとマスタリングのWEBマガジン

WEBマガジン 第07回 〜 第09回

第7回. 自宅スタジオでも音圧は稼げる

Oxford Inflator

前回までの耳と波形・RMSでの「音の大きさの比較」で見ても分かるように、テクニックではなく、マキシマイザーとして使用した『Oxford Inflator』の力により、テキスト用のWEBマガ・ソングも市販されているレベルまで、音が大きくなりました。一昔前のDAW環境だと、何度かバウンスを繰り返して、少しずつ音圧を稼ぐという方法もありましたが、WAVESの…


 

第8回. 音の質感の違いを書き出す

Jam Pack 3 Rhythm Section

今回はリファレンス曲との違いを「全体的な質感の違い」と「パートごとの違い」に分けて書き出して行きます。この時点でのWEBマガ・ソングはEQを使わずに主にパンニングとボリューム調整しかしていないので、当たり前なのですが、音の大きさがリファレンス曲と同じくらいでも、本当にこの質感では話になりません。今回の質感の違いを書き出す作業で絶対に必要というわけではありませんが、この段階での…


 

第9回. 2MIXの修正ポイントとEQ/コンプ

イコライザーの画像

マキシマイザ−で音圧は稼げているのに、第8回の「音の質感の違いを書き出す」のようなリファレンス曲との質感の違いが、自分の曲に出ていて、どのようにすれば良いのか分からずに悩んでいる方も少なくないと思います。言うまでもなく、前回明確にしたリファレンス曲との「全体的な質感の違い」と「パートごとの違い」が今後のミックスダウンと…


WEBマガジン 第10回 〜 第12回

第10回. スペアナでEQのポイント探し

PAZ Analyzer

今回の第10回「スペアナでEQのポイント探し」では、68バンドの解析結果をテキストファイルにも保存することができる、WAVESのスペアナ(スペクトラム・アナライザー)「PAZ Analyzer」の解析結果を使って、EQ(イコライザー)で手をつけて行くポイントを探って行きます。今回公開する第10回「スペアナでEQのポイント探し」からは、メンバーサイトでアンケートを取った結果…


 

第11回. 余分な低音域と高音域をカットする

ハイパスフィルターとローパスフィルター

今回の「余分な低音域と高音域をカットする」では、前回の「スペアナでEQのポイント探し」で解説したことをベースにして、実際にハイパスフィルターとローパスフィルターを使って各パートの余分な周波数帯域をカットして行きます。今回の作業だけでもかなり、2ミックスは全体のモワモワ感が消えてスッキリしてきます。また、余分な周波数帯域を…


 

第12回. マキシマイザーを計算したミックス

VINTAGE WARMER

マキシマイザーをはじめとするマスタリング用のプラグインをインサートすると「一生懸命作った2ミックスが壊れてしまう」という方が居て、かなり多くの質問を頂いたので、今回の第12回では各パートのミキシング作業に移って行く前に「マキシマイザーを計算したミックス」について書きたいと思います。マキシマイザーもDAWソフトに標準で付属しているものにしても、定番のWAVESをはじめとする…


 
あとがき

ミックスダウンとマスタリング