ミックスダウンとマスタリングのWEBマガジン

EQとスペアナ

WAVES「PAZ Analyzer」を使用

PAZ Analyzer

今回の第10回「スペアナでEQのポイント探し」では、68バンドの解析結果をテキストファイルにも保存することができる、WAVESのスペアナ(スペクトラム・アナライザー)「PAZ Analyzer」の解析結果を使って、EQ(イコライザー)で手をつけて行くポイントを探って行きます。

今回公開する第10回「スペアナでEQのポイント探し」からは、メンバーサイトでアンケートを取った結果、「理由もなくテクニックに関する情報を一般公開をしても意味がないのでは?」との意見が多かったので、第9回までは一部を公開していましたが、いろいろと考えた上で、参加者限定で公開することにします。

スペアナが今回のポイント

68バンドのPEAKとRMSの解析結果

今回はリファレンス曲とWEBマガ・ソングの68バンドのPEAKとRMSの解析結果を使って解説して行きます。以下のようなWAVES「PAZ Analyzer」の解析結果の画像と、画像だけでは分かりづらいので、5Hzから21kHzまでの68バンドすべてが数値化されているテキストファイルを使用します。

スペアナ解析結果の画像

本編のほうでは、リファレンス曲とWEBマガ・ソングのPEAKとRMSのトータル4つの解析結果のテキストファイルをアップしていますので、各自でダウンロードして解説と照らし合わせて下さい。

こんな方に最適

第10回の「スペアナでEQのポイント探し」はEQを各トラックにインサートして立ち上げてみたものの、たくさんのパラメーターがあり、何をして良いのか分からない方や、住宅環境などの理由から、大音量を出すことができずに、ミックスダウンとマスタリングの作業をヘッドホンだけでしていて、低音と高音の調整が上手く行かない方に今回の内容は最適です。

 

次回のミックスダウン & マスタリング

今回のWAVESのスペアナ「PAZ Analyzer」の解析結果を使っての解説は、EQ(イコライザー)でどこから手を付けて行けば良いのか分からなかった方や、自宅スタジオで大音量を出すことができないが故に、低音の調整で悩んだ方にはかなり参考になったと思います。

次回の「余分な低音域と高音域をカットする」では実際にハイパスフィルター(ローカットフィルター)とローパスフィルター(ハイカットフィルター)を使って余分な音域をカットして行きます。

次の講座へ