ミックスダウンとマスタリングのWEBマガジン

使用したDTM/DAWソフト

トラック制作とミックスダウン時の作業はDAWソフトは作業効率という点で、MOTUの『Digital Performer』で作業しました。音圧上げに関しては「DAWソフトと作品クオリティー」で『GarageBand』でも、高品質な音源と高品位なプラグイン・エフェクトなどを使用すれば、市販されているレベルの作品を作ることができる。」と書いたこともあり『GarageBand』を使用しました。

Digital Performerでミックスダウン

Digital Performer6

今回のWEBマガジン「ミックスダウンとマスタリングのガイド」で使用している楽曲は『Digital Performer』でミックスダウンをしています。この曲は「1曲完成講座」でも使用した講座用の楽曲ですが、一度プラグイン等をすべて外し、フラットな状態にしてから作業しています。

参考までに、コード付けや、各パート編曲を含む打ち込み、各パートをオーディオ化するまでに掛かった時間はトータルで約1時間くらいです。

MIDIとオーディオを同等に扱うことのできるDAWソフトも多数ありますが、10年以上使っている『Digital Performer』は、MIDI制作に関しては他のどのDAWソフトよりも、わたしにとって相性の良いソフトです。リアルタイム録音してから、イベントリストでのMIDI編集という作業は、体が操作を覚えていることもあり、とにかく手放すことができません。

GarageBandでマスタリング/音圧上げ

GarageBand

マスタリング/音圧上げはMacを購入すると、標準で付属してくるAPPLEの音楽ソフト『GarageBand』を使用しています。マスタリングという作業は「音圧上げ」だけではないので、一般的に考えると、このソフトでマスタリングをするというのはなかなか強引です。

しかし、このWEBマガジンは「楽曲の音圧上げに特化した」ミックスダウンとマスタリングの作業を解説するのが目的なので、『GarageBand』を使用しました。

仕事で使用しているDTM/DAWソフト

参考までにわたしが仕事で音楽制作によく使用しているDTM/DAWソフトについて書いておきます。

メインソフト

自宅スタジオでは、Mac4台とWindows1台のトータルで現在5台のパソコンを設備していますが、音楽制作に使用しているのはMac3台です。メインで仕事で使っているMacではDigidesignの『ProTools HDシステム』、MOTUの『Digital Performer』、APPLEの『Logic Pro』を主に使用しています。

 

音楽講座で使用しているMac

今回、使用したのはサブで使用しているMacです。主にプリプロでの作編曲や、データのバックアップに使用しています。ホームページ制作なども、このMacで制作しています。サブのMacとは言え、数年前はメインで使用していたパソコンなので、充分な音楽制作をすることができます。

 

DTM・DAWソフト選び

DAWスタイル

DTM・DAWソフトの乗り換えを検討している方や、これからDAWソフトを導入しようとしている方は、『宅録スタジオ構築ナビ』のDAWソフトの傾向や作業効率を紹介している「DTM・DAWソフトナビ」や、初心者向けからプロユースまでの主要ソフトをはじめ本当に数多くのソフトを紹介している「DTM・DAW定番の音楽制作ソフト10選」を参考にして下さい。

ユーザーの視点に立ってDTM・DAWソフトを紹介しているので、きっと役に立ててもらえると思います。

 
あとがき

ミックスダウンとマスタリング