ミックスダウンとマスタリングのWEBマガジン

2ミックスのモアモアとこもり

前回の第16回までで、ボーカルを始めとするオケを構成する主要楽器のミキシングが終わりましたが、アコースティック・ギターとピアノのトラック処理の解説に入る前に、今回の第17回では、2ミックスのモアモアとこもりについて、第10回の「スペアナでEQのポイント探し」でアップしたリファレンス曲とWEBマガ・ソングのRMSの解析結果ファイルを元にして解説して行きたいと思います。

ミックスダウンとパート数

一般的なアマチュアのロックバンドの楽曲の場合は、前回の第16回までの「ボーカル」「エレキギター」「ベース」「ドラム」の4〜5人のメンバー構成が多いと思いますが、「一つ一つのパートが聴こえるミックス」という観点だけで見ると、この程度のパート数であれば、ボーカルを中心にミックスダウンして行けば、それほど作業で苦戦することはないと思います。しかし、パソコンベースでの音楽制作の場合は、簡単にトラック数を増やすことができ…


2ミックスのこもりの原因とその解決方法

PAZ Analyzer

今回の楽曲で次回のWEBマガジンでミキシングして行く「アコースティック・ギター」と「アコースティック・ピアノ」はメインパートをサポートするパートです。

まずは、そのことを理解した上で、第10回の「スペアナでEQのポイント探し」で解説したWAVES「PAZ Analyzer」のリファレンス曲とWEBマガ・ソングのRMSの68バンドの解析結果のファイルを開いて下さい。

両ファイルの280Hz〜800Hz辺りの解析結果を見比べると、明らかにリファレンス曲に比べて、WEBマガ・ソングのほうが、遥かに出過ぎている帯域が数多くあり、なかには10dB以上も出過ぎている帯域があることを確認することができると思います。

これらのRMSの解析結果ファイルを元に、本編の「2ミックスがこもるの原因と解決法」では、ミックスのこもりの原因と、その解決法を解説して行きます。

この項目は実際にサポートパートである「アコースティック・ギター」と「アコースティック・ピアノ」のミキシング作業に入る前の重要な項目であると同時に、「脱素人クオリティー!」という観点からもかなり重要です。


ミックスが上手く行かない理由

楽曲によってエフェクト処理は違う

DAWに役立つ書籍と情報

雑誌などの書籍に書いてある各パートごとのエフェクターのパラメーターの設定値を参考に、ミックスしているけど、まったく上手く行かないという方の質問相談が、かなりありましたので、あくまでも個人的な意見ですが、その辺りについて書いておきます。まず、ミックスとマスタリングに参考になりそうな書籍を『宅録・DTM・DAWに役立つ書籍と情報』のほうで何冊か紹介していますが、雑誌などの音楽書籍に書いてあるミックス関連の記事は、もちろん間違ったことを記事にしているわけではなく正しい記事です。ミックスダウンに関する…


 
次回のミックスダウン & マスタリング

今回も書いているうちに、どんどん文章が長くなってしまいました。このままで行くと当初の予定通りにこのWEBマガが終わらなくなりそうです。しかし、それは嫌なので、次回の「アコギとピアノ/シンセのミキシング作業」からはリファレンス曲とWEBマガ・ソングに絞ってミックスとマスタリングを解説して行くように心掛けます。